目指せ!さかいの農業博士!

あなたはです

福井県坂井地域は、あわら市と坂井市の2市からなる地域です。田んぼの面積は、福井県全体の約24%を占めており、畑の面積では、県全体の約42%を占めています。特に、坂井北部丘陵地と三里浜砂丘地は、県内有数の畑作地帯になっています。この検定は、そのような坂井地域の農業をクイズ形式で紹介するものです。さあ、皆さんも『さかいの農業博士』を目指して、検定にチャレンジしてみてね!

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いただいた方の中から抽選で

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Aコース(1名様)

三ツ星若狭牛

Bコース(2名様)

いちほまれ

Cコース(2名様)

越前柿

Dコース(5名様)

とみつ金時スイーツ

プレゼントの応募期間令和6年920日(金)~令和6年1031日(木)まで

※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

さかいの農業検定
スタート!

福井県立大学
生物資源学部
創造農学科のみなさん

10問中正解

問題01

2018年から福井県で栽培がスタートしたお米で、『絹のような白さと艶』『口に広がる優しい甘さ』『粒感と粘りの最高の調和』が特徴の品種は、次のどれでしょうか?

芦田さん

  • ミルキークイーン
  • いちほまれ
  • キヌヒカリ
  • つや姫

解説

「いちほまれ」はコシヒカリ発祥の地である福井県が、持てる技術の粋を尽くし、およそ6年の歳月をかけて20万種の中から選び抜いて開発した次世代を担う新しいお米です。
いちほまれを開発するにあたり、重視されたポイントは①味が美味しい、②暑さに強い、③病気に強く、有機栽培が可能の3つでした。新品種を育成していく段階で、粘りや硬さ、成分などを科学的に裏付けてコシヒカリを超える美味しいお米を作り出しました。「いちほまれ」の名称は「日本一(いち)美味しい誉れ(ほまれ)高きお米」になってほしいとの願いが込められています。
いちほまれの栽培面積は福井県全体で約1,540ha(2023年)であり、そのうち29%に当たる約440haが坂井地域で栽培されています。

(「旬の里ふくい」より引用。栽培面積は、県福井米戦略課および坂井農林総合事務所調べ)

芦田さん

問題02

福井県はおろしそばが有名で、各地で昔から受け継がれる「〇〇在来」という呼び名のそばが作られています。そこで、福井県で栽培される在来種のうち、「大野在来」「今庄在来」などと並び、坂井地域で栽培されるソバの名称は何でしょうか?

塩治さん

  • 丸岡在来
  • 坂井在来
  • 越前在来
  • 三国在来

解説

丸岡在来は、小粒で味が濃く、香りが優れているのが特徴で、坂井平野の広い範囲で栽培されています。福井県は風味の高いソバが多いといわれる北緯36度線から38度線の地帯に位置し、全国的に良質なソバの産地として高い評価を受けています。
福井のそばのおいしさは玄そばの品質の高さに加え、ていねいに時間をかけて石臼による製粉技術にも深く関係しているといわれています。このそば粉を使った「越前おろしそば」は、江戸時代から伝わる福井を代表する食文化となっています。
ふくいのそばは、全国のそば鑑定士が選ぶ「おいしいそば産地大賞」において常に全国1位の評価を得ています。 また、そば打ち文化が生活に根付いており、全国にある「そば道場」は福井が発祥と言われ、平成8年からは毎年、「全日本素人そばうち名人大会」を開催し、福井のソバを全国に発信しています。近年でも、福井県や福井そばルネッサンス推進実行委員会が中心となって、ふくいそばスタンプラリーやGODIVAとのコラボイベントなど、福井のそばをPRするプロジェクトも進められています。

(「旬の里ふくい」、「ふくいそばonline」より引用)

塩治さん

問題03

坂井地域では、梨の栽培が盛んです。県内で栽培される梨の面積の約9割を坂井地域が占めています。さて、坂井地域で主に栽培される次の品種の中から、最も早い時期に収穫されるものはどれでしょうか?

五島さん

  • 豊水
  • あきづき
  • 新興
  • 幸水

解説

坂井地域で生産される梨は①幸水、②豊水、③あきづき、④新興の順に収穫を迎え、幸水から市場に出回ります。幸水は「果汁たっぷりで甘みが強いこと」、豊水は「甘みと酸味のバランスがとれた濃厚な味わい」、あきづきは「柔らかな果肉と豊富な果汁にに加えて、酸味が少なく甘みが際立つこと」、新興は「柔らかめの果肉でジューシー」など、それぞれの特徴があります。さて、幸水梨は1959年に育成され、本県の梨主産地である坂井北部丘陵地でも主力品種です。果実の大きさは250~300g、果皮は黄緑がかった褐色です。梨好きが好む品種で口ざわりがよくあっさりとした甘みがあり、水分の多さが大人気です。幸水梨の食べ頃は8月中下旬です。

(「旬の里ふくい」「ふーぽ」より引用)

芦田さん

問題04

『越前柿』は、種がなく、まろやかな甘みが特徴の柿です。しかし、もともとは渋柿なので、渋を抜いてから出荷しています。では、何を使って渋を抜いているでしょうか?

酒井さん

  • 炭酸ガス
  • 砂糖水
  • 氷水
  • 真っ暗なところに置いておく

解説

渋柿は渋みのもとであるタンニンが水に溶ける状態のまま残るため、食べる時には渋抜きが必要です。渋柿を炭酸ガスやアルコール、温湯などで処理するとタンニンが不活性化するため、渋みが感じにくくなります。JA福井県の脱渋施設は炭酸ガスを充填できる部屋を使って、5~7日程度で脱渋しています。炭酸ガスで時間をかけて脱渋することで、コリコリとした食感が楽しめます。あわら市の金津地区を中心に栽培されている越前柿は「平核無(ひらたねなし)」という品種が主力で種がなく四角い形が特徴で、渋抜き後は、おいしく食べやすい人気の農産物になっています。栽培面積は約30haであり、食べ頃は10月中旬~11月中旬です。

(「旬の里ふくい」「福井を代表する農林水産物」より引用)

酒井さん

問題05

坂井地域では白ネギの栽培が盛んです。白ネギの白い部分は、栽培期間中に日光が当たらないようにすることで白く柔らかく仕上がりますが、どのようにして日光が当たらないように栽培しているでしょうか?

奥島さん

  • ネギの成長に合わせて、黒い布などを巻き付ける
  • ネギ畑全体を黒い布などで覆う
  • ネギの成長に合わせて、徐々に土を盛り上げていく
  • ネギを植えるときに全部土の中に埋めてしまう

解説

白ネギの苗を植え付けるときは、溝を掘り溝の側面に苗を立てかけて3cm程土をかぶせます。その後、ネギの成長に合わせて徐々に土を盛り上げていくことでネギの白い部分が多くなります。ネギに黒い布などを巻き付けるのはネギを傷つけたり折ってしまったりするので危険です。黒い布でほ場を完全に被覆したり、土の中に完全に埋めたりするのは、太陽光を遮断することになるのでネギが成長できなくなります。白ネギの需要は冬が中心ですが、坂井地区では周年で栽培する生産者が増えてきています。坂井地区農業振興協議会では、坂井地区白ネギレシピコンテストを開催し、需要が落ち込む夏場の需要喚起を図っています。
坂井地区の白ネギ栽培面積は約38haであり、福井県全体の38%を占めています。

(「旬の里ふくい」「福井を代表する農林水産物」より引用)

奥島さん

問題06

坂井地域の丘陵地や砂丘地は福井県内有数のフルーツ産地です。なかでもメロンの栽培が盛んで、様々な種類のメロンが生産されています。坂井地域で生産されているメロンのうち、マルセイユメロンはどれでしょうか?

高田さん

  • A
  • B
  • C
  • D

解説

マルセイユメロンは、小ぶりで灰緑色のメロンできれいな縦のストライプが10本ほど入っているのが特徴です。追熟が早く収穫後すぐに食べ頃になります。肉質は粘質で香りがよい赤肉のおいしいメロンで、6月上旬〜中旬が旬です。坂井地域で生産されるマルセイユメロンのうち、糖度が14度以上のもので、はっきりとしたストライプがあるメロンだけを「花咲紅姫」として出荷するなど、JA福井県がブランド化を進めています。なお、坂井地域におけるメロン類の栽培面積は、県全体の92%に当たる約12haです。

(「旬の里ふくい」より引用。栽培面積は、県園芸振興課および坂井農林総合事務所調べ)

高田さん

問題07

坂井地域の丘陵地ではサツマイモの栽培が盛んです。特にあわら市○○地区で栽培されるサツマイモは「○○金時」といって、一流シェフやパティシエも認める美味しいイモです。○○に入る地区名は何でしょうか?

塩治さん

  • 北潟(きたがた)
  • 富津(とみつ)
  • 芦原(あわら)
  • 越前(えちぜん)

解説

「とみつ金時」は、福井県の北端に位置する北潟湖と日本海に挟まれた丘陵地帯に位置するあわら市富津(とみつ)地区で栽培されているサツマイモで、昭和60年から生産されています。山土と砂土が程よく混じった畑で、環境に優しい農業で作られる「とみつ金時」は、甘みが強くしっとり、ほくほくした味わいが特徴で、東京にも出荷するなど、福井県を代表するサツマイモとして全国的にも有名です。サツマイモの旬は秋ですが、とみつ金時はその旬の味を一年中維持するため、綿密な温度管理によるキュアリング貯蔵法を実践しています。

(「旬の里ふくい」より引用)

山路さん

問題08

福井県には、地域風土と先祖代々の努力によって100年以上前から受け継がれてきた伝統野菜があり、「福井百歳やさい」と名付け、次世代につなげる地域活動を応援しています。「福井百歳やさい」は現在23種類あり、そのうち坂井地域で栽培されるものは2種類あります。『三年子(さんねんご)らっきょう』と、もう一つは何でしょうか?

五島さん

  • 春江白茎(はるえしらくき)ごぼう
  • 越前葉(えちぜんは)ごぼう
  • 越前(えちぜん)ごんぼ
  • 越前白茎(えちぜんしらくき)ごぼう

解説

越前白茎ごぼうは、平安時代以前にシベリア方面から北陸に渡来して、越前地方で根付いたとされています。根も茎も食べられる「葉ごぼう」で根は短く茎は白くて長いのが特徴です。フキのような見た目でシャリシャリとした食感で茎もしっかりごぼうの味がします。主に茎を佃煮にして食されることが多く、現在は生産量の大部分が坂井市内の小中学校の給食用として提供されています。福井県立大学生物資源学部創造農学科では、これまで利用されなかった葉を活用して、お茶や練アイス、かき揚げやパンケーキなどの商品開発に関する研究に取り組んでおり、知名度と需要を高めることにより、越前白茎ごぼうの普及拡大と地域活性化を目指しています。

(「福井の伝統野菜」「坂井市ホームページ」より引用)

五島さん

問題09

若狭牛は、福井県を代表するブランド和牛です。その中でも特に、肉のおいしさが増すオレイン酸が55%以上あるものを「○○○若狭牛」として認証し、県内精肉店やレストランで提供しています。○○○に入る言葉は次のどれでしょうか?

山路さん

  • 坂井の
  • GOGO(ゴーゴー)
  • 三ツ星
  • しあわせ

解説

若狭牛は、明治時代から食用とされてきた伝統ある和牛で、サシがきめ細やかで風味豊かなのが特徴です。この若狭牛のなかでも、味の良し悪しに関係する不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸の含量が55%以上含まれているお肉を三ツ星若狭牛として認証しています。2024年春に北陸新幹線が敦賀まで開業し、交流人口の増加が見込まれる中で若狭牛の需要も高まることが期待されています。若狭牛の年間出荷頭数は550~600頭ですが、坂井地域ではその約6割を生産しています。

(「若狭牛流通推進協議会資料」より引用)

山路さん

問題10

油揚げの消費量が日本一の福井県。油揚げを使った郷土料理も昔から作られてきました。坂井市坂井町では、油揚げと、ごぼうやニンジンなど地元の野菜をたっぷり煮込んだ汁を、炊き立てご飯の上からかける料理があります。〇〇汁といいますが、正しいのは次のどれでしょうか?

高田さん

  • ぼっかけ
  • ぶっかけ
  • おっかけ
  • ひっかけ

解説

ご飯に「ぶっかける」が転じてこの名がついたそうです。特に、坂井町上兵庫地区では、結婚披露宴の最後に出される料理で、大量に作って客に振る舞うそうです。あまりに美味しいので、帰りかけた人を「ぼっかけて(おいかけて)」引き留めるほどだとか。
坂井市丸岡町東部地区でも同じような料理があり、『ごんぼじる』と呼ぶそうです。

(「再発見 福井の食」より引用)

酒井さん

『ぼっかけ』のレシピ

【材料】

厚揚げ1枚

ゴボウ中2本

ニンジン1本

糸こんにゃく1/2袋

削り節1カップ

6カップ程度

しょうゆ適宜

【作り方】

①ゴボウはささがきに、ニンジンは3cmくらいの拍子切りにする。厚揚げは2枚にそいで短冊に切る。
糸こんにゃくは5cmくらいに切って茹で、ほぐしておく。

②水に削り節を入れ、①で切った材料を入れ30分ほど煮る。

③材料が柔らかくなり、野菜の味が出たらしょうゆで味を整える。

④そば皿に盛った炊きたてご飯に③をかける。

(「再発見 福井の食」より引用)

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三ツ星若狭牛

Bコース(2名様)

いちほまれ

Cコース(2名様)

越前柿

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